WiMAXのメリット・デメリット
自宅で利用するインターネット回線は何を利用していますか?選ぶ際には大きく分けて「固定回線の光回線」か、「持ち運びも可能なWiMAX」かの2つの種類を選ぶ必要があります。

WiMAXは光回線に比べて、料金が安い点で大きなメリットがありますが、やはり通信速度に不安があります。

ここでは、実際にWiMAXを利用してみて感じたメリット・デメリットを詳しく紹介します。

WiMAXのメリット1:料金が安い

WiMAXを利用するメリットは、何といっても料金の安さです。

WiMAXで人気の高い「ブロードWiMAX」の料金プランと、光ファイバーケーブル利用の「NTT西日本」のフレッツ光の料金プランを比較しました。

ブロードWiMAX

・プラン名 :ギガ放題プラン
 ・月額料金 :3か月間… 2,726円/月、4か月目~2年目 3,411円/月
 ・初期費用 :事務手数料3,000円
 ・2年間合計金額 :80.083円 

NTT西日本

・プラン名 :フレッツ光 スーパーハイスピードタイプ 隼(戸建て)光はじめ割
 ・月額料金 :1~2年目…4,300円/月 + プロバイダー料金(1,000円前後)
 ・初期費用 :契約料800円+工事費用18,000円
 ・2年間合計金額 :146.000円 (プロバイダー料金1,000円で計算)

WiMAXの月額料金は、光回線に比べると月々1,000円~2,000円程度安くなります。2年間合計では、なんと約66,000円もWiMAXの方がお得です。

また光ファイバーケーブルを引くためには、工事費用が2万円近くかかります。一方、WiMAXでは工事不要のため、初期工事費用がない点もメリットです。

WiMAXのメリット2:外出時に持ち運ぶことができる

WiMAXはスマートフォン程度の大きさの専用端末で電波を受信します。そのため外出時に持ち運びできる点も大きなメリットです。

外出時にノートPCで仕事をしたい場合や、タブレット端末をネットワーク接続したい場合にとても便利です。

参考程度ですが、最新端末の「WX05」では、フル充電した状態で6時間ほど使用が可能でした。ただし電波強度が弱いと電波を探そうと電池を消耗したり、気温が低いと発熱しようとしたりするため、充電の持ち具合は状況によって変化します。

WiMAXのデメリット1:通信速度は光回線より落ちる

やはり光回線に比べると、Web上のページや動画を読み込む際に時間がかかります。動画に関してはFull HD画質の動画は読み込みました。

ただし4K動画では読み込みと再生を同時にスタートさせると、再生が読み込みに追い付いてしまい、動画が止まってしまう場面がありました。

実際にスピードテストを実施してみると、以下のような数値となりました。

通信速度実測値

・使用機器 :WX05
・時間帯  :日曜日19:00
・上り   :1.07Mbps
・下り   :13.22Mbps
・Ping値  :57.67ms

WiMAXのデメリット2:回線が安定していない

WiMAX回線は時間帯や曜日によって通信速度の変化が激しく、安定していない印象です。

情報量の多いページを読み込もうとすると、Chromeブラウザでは「サーバーからの応答時間が長く、読み込みを中止します」などとメッセージが表示されます。

平日の夜や土日祝日の夕方など、アクセスの多くなる時間帯には通信速度がぐっと落ちると感じます。

終わりに:WiMAXは料金は安いが、通信速度・安定性は期待できない

インターネット回線も以前に比べ選択肢が増え、WiMAXもエリアが広がってきました。

WiMAXは料金が安く持ち運べる点メリットがありますが、やはり光回線に比べると通信速度や安定性の面でのデメリットは残ります。

それでも、通常のWebでの調べものや動画程度なら十分使えると感じました。オンライゲームや仕事などに利用する場合は、安定した光回線の方が良いと思いますが、それほど普段利用しないという人にはおすすめです。